五島列島を元気村に変えよう!~五島列島ファンクラブの試み

長崎にはたくさんの小さな島が存在します。
なんと140もの小さな島が存在し、それらがすべて長崎県に所属しています。

島には豊かな自然があふれ、多くのカトリック教会が静かに出迎えてくれます。
新しくはないけれど歴史ある厳かな教会を
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として
平成30年の世界遺産登録を目指しています。

日本の歴史において重要な位置を占める五島列島。
それぞれが日本の外交における玄関口として活躍しました。

美しい日本の原風景と歴史的価値のある教会群の立ち並ぶ
美しい五島列島ですが、そこには深刻な問題もあります。

それは島の高齢化、過疎化。
盛んだった漁業も温暖化により収穫量が減少。
街の活気も衰退しかけていました。

そこに危機感を抱いた人々が、なんとかならないかと活動を始めました。
それが「五島列島ファンクラブ」です。

「五島列島ファンクラブ」の活動目的はもちろん五島列島の存続です。
ただそこに島があるという状態での存続ではなく、
島に活気を取り戻すという意味での存続です。

特に過疎化が進んでいた小さな村、
半泊村に拠点を構えた五島列島ファンクラブは
廃校になった福江市立土岐小学校半泊分校を活用して、
街の人々や観光客のコミュニケーションの場にしようとしました。

街の人々にはそこが集いの場になるようにしました。
かつては福江市立土岐小学校半泊分校に通っていた街の人々が、
廃校になった母校に懐かしさを覚え、そこに集うようになれば
そこにはコミュニケーションが生まれます。

半泊カフェという小さな喫茶店も併設することで、街の人はもちろんのこと、
街を訪れた観光客も立ち寄ってお茶をするようになります。
すると、観光客と街の人との間にもコミュニケーションが生まれます。

ただ観光するだけではわからない五島列島・半泊の魅力を
地元の人々が語ることで、五島列島の良さがよりわかりやすく伝わりますね。
これだけと思われるかもしれませんが、
街の活性化にコミュニケーションは欠かせません。

街の活性化といっても、
自然を開発して近代的な建物を作ったりするのではなく
美しい自然を残し続けることを選択した「五島列島ファンクラブ」。
それが島の存続にはなくてはならない理念ですね。