五島列島ファンクラブってなに?

長崎県には小さな島がたくさん点在しています。
約140ほどある島々はどこも自然豊かな素敵な島ばかり。
作られた観光地のような楽しみ方はできませんが、
何もないという贅沢な環境に身を置きたいという人にとっては
魅力あふれるところと言えるでしょう。

そんな五島列島ですが、危機に直面しているという事実もあるのです。
過疎化、住民の高齢化など、五島列島以外のどの島でも
問題になっている状況が、五島列島にも押し寄せているのです。
いわゆる「限界集落」と呼ばれている状況を
脱却しようと人肌脱いだ人々の集まりが「五島列島ファンクラブ」です。

まず初めに「五島列島ファンクラブ」が始めたのは廃校の再活用です。
人口が少なくなり、廃校になる学校が増えてくると、
街が廃れるという考え方から、廃校の再活用を考えたのです。

福江市立土岐小学校半泊分校の再活用を始めた「五島列島ファンクラブ」は
ここを街の観光の拠点としました。

観光客に来てもらうためには観光の目玉が必要ですね。
「五島列島ファンクラブ」は体験型プログラムとして半泊分校を活用し
半泊ステイや半泊スクールというプログラムを開催しました。
実際に街を見てもらい、過ごしてもらうことで
豊かな自然の素晴らしさを肌で感じてもらうという
このプログラムは大変好評でした。

農業体験も活発に行われました。
ただ過ごすだけではなく、街の人とともに汗を流して働くことで
コミュニケーションが生まれ、
街の良さがより分かったという人も多かったようで、
そのまま移住してしまった人もいるとか。

自然は少ないけれど買い物だって遊びだって近場にある
便利な街に住んでいる人にとっては
不便だけど自然がいっぱいの古き良きこの島が
逆に新鮮な街と言えるかもしれませんね。

五島列島に興味を持ったという人は、まずは実際に訪れてみましょう。
昔から続いている豊かな自然に触れ、地元の方たちと交流することで
改めて里山の自然の良さを実感できることでしょう。